高機能ツール『ハイパースピード』

マネーパートナーズといえば高機能取引ツール『ハイパースピード』が有名です。もちろん私も愛用しているんですが、このツールは多機能ですからＦＸ初心者が全てを使いこなすのは難しいかもしれません。まあ、自分にとって有益な機能だけ使えばいいんですけどね。

ここでは『ハイパースピード』の基本機能と、私が特に重宝している機能をレビューしたいと思います。

 

マネーパートナーズ『ハイパースピード』の基本レビュー

■推奨環境
・OS⇒Windows XP、Windows Vista、Windows 7（Macintoshは推奨環境外）
・CPU⇒Intel Core 2 Duo　1.80GHz相当以上
・メモリー⇒1GB以上
・通信回線⇒ADSL、光ファイバーなどの1Mbps以上のブロードバンド常時接続回線
・モニター⇒解像度1280×1024ドット以上

■注文方法の種類
・ASストリーミング注文（ASストリーミングのASとは[Auto Select]の略称であり、新規決済の別と、決済の場合の対象ポジションの選択をシステムが自動的に判断することです）
・ストリーミング注文（成り行き注文のようなものです）
・シングルリーブオーダー（指値注文と逆指値注文です）
・IF-DONE
・OCO注文
・IF-OCO注文

■その他
・50種類を越えるテクニカル指標（トレンド系全25種類、オシレータ系全28種類、オリジナル系全3種類）
・気に入ったカラー、レイアウトを保存できるカスタマイズ性

 

『ハイパースピード』のおすすめ機能

■チャートからの売買
まずはエントリー注文をするとき。今見ているチャートを右クリックするだけですぐに注文方法選択の画面が出ます。２ステップで注文画面に行けるわけです。エントリーした建玉のラインをチャート上に表示することも可能で、それをダブルクリックするだけで決済画面を開けます。更に指値や逆指値のラインを表示させた場合、これらをドラッグするだけで設定価格の変更も出来ます。

私はこの快適な操作性が非常に気に入っています。スピーディーかつ直感的なトレードが出来るので、特にデイトレードをするときには欠かせないツールとなっています。

■テクニカル指標『Variable Volatility Stops』と『Rate Move Frequency』
私はマネーパートナーズの５０種類以上のテクニカル指標をすべて実戦とバックテストで試しました。そのなかで特に成績が良かったのは『Variable Volatility Stops』というテクニカルです。これは「終値と実質変動幅からトレンドを見極め、ポジションの手仕舞いのタイミングを見極める」指標なんですが、なかなか他のＦＸ業者には搭載されていません。『Rate Move Frequency』はティックの更新回数を数値化したもので補助的に使用してるんですが、これはマネーパートナーズのオリジナルです。

私がどうにかＦＸで勝てているのは上記の２つのテクニカル指標のおかげです。ただしこれは、各トレーダーによって相性もありますので、一個人の意見としての参考にしてくださいね。

■『ハイパースピード　ネクスト』のリリース
2010年11月にベータ版、12月に正式版の『ハイパースピード　ネクスト』がリリースされます。2012年春以降にはシステムトレードも開始予定です。今までのハイパースピードに加え、『ストラテジ（売買ルール作成）機能』、『バックテスト機能』などが追加されます。現時点ではまだベータ版しか使えませんが、ストラテジ機能、バックテスト機能はすでに利用可能です。私も使ってみましたが、戦略の作成も簡単で期待通りでした。動作も軽いですし。



マネーパートナーズはシステムトレード（自動売買）が出来る業者へと舵を切り始めたようです。これは歓迎すべきことだと思います。たとえシステムトレードをしない人であっても、バックテスト機能などはトレードの勝率を高める上で非常に役立ちますから。

リリースが進み次第、『ハイパースピード　ネクスト』についての更に詳細なレビューも書いていく予定です。